埼玉県でパソコンを処分する3つの方法
使用頻度や目的にもよりますが、一般的にパソコンは5~6年使うと故障しやすくなると言われていて、比較的買い替える回数の多い機器のひとつです。
使わないパソコンや壊れてしまったパソコンの処分が面倒で、買い替えた後も古いパソコンをそのまま家に放置している人もいるのではないでしょうか。
平成13年4月より「資源有効利用促進法」が施行され、対象となる10業種・69品目の対象製品については、事業者に対して3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みが求められてきました。パソコンも対象品目のひとつに指定されているため、粗大ごみとして処分することはできません。
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①パソコンメーカーに回収依頼をする
今お持ちのパソコンに「PCリサイクルマーク」がついていれば、メーカーが無料でパソコンを回収してくれます。
「PCリサイクルマーク」は、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているマークです。購入時の価格に処理料金が含まれているため、廃棄する際に新たな料金はかかりません。
もし、PCリサイクルマークがついていない古いパソコンを持っている場合でも、所定の「回収再資源化料金料金」を支払うことで回収してもらえます。
②新しいパソコン購入時に下取りしてもらう
新しくパソコンを買い替えるタイミングで古いパソコンを処分したい時には、購入する家電販売店で下取りしてもらうのがおすすめです。
どの程度の価格で下取りしてもらえるかは、パソコンの状態によります。また、下取りサービスをしているかどうかは店舗によって様々ですので事前に問い合わせて確認しましょう。
店舗への持ち込み、もしくは通販で購入の場合には宅配便での対応となる場合もあります。いずれにしても、下取りしてもらうことで新しいパソコンを少しでもお得に買えるので、下取りの有無や条件などダメもとで訊いてみると良いでしょう。
③不用品回収業者による回収
手間をかけずにパソコンを回収してもらいたい人には、不用品回収業者を利用するのが断然おすすめです。
不用品回収業者に依頼すると、自宅まで希望の日時に訪問してくれます。わざわざ自分でパソコンを梱包して出かける必要がなく、その場ですぐに回収が可能。手間や時間がかからず、スピーディーに片付くというメリットがあります。
また、パソコンには個人情報を含む膨大なデータが入っています。もし、そういったデータを消去しないまま安易に処分をした場合、中古パソコンとして販売されてしまうと前所有者の個人情報が漏えいする恐れがあり大変危険です。
不用品回収業者では、HDDやSSDといった記憶媒体を物理的に破壊することで、全所有者のデータにはアクセスができないよう安全な方法で処理してくれます。
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パソコン処分の前に準備が必要
パソコンを処分する際には、他の不用品や粗大ゴミと違って、個人情報の流出に細心の注意をしなければなりません。そのため、処分する前には準備が必要となります。
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データの移行・バックアップ
パソコンを買い替える時にデータを移行させたり、将来的に故障してしまった時に備えて日頃からパソコンのデータをこまめにバックアップしておくと大変便利です。
写真や動画、ExcelやWordなどで作成し保存したファイル、メールデータなど、古いパソコンから新しいパソコンにデータを移行する時には外付けHDDやネットワークストレージを使ってデータを保存する方法があります。
数GB程度のデータならば、DVD-RやUSBメモリで手軽にバックアップすることが可能です。
データ消去
パソコンの中には、ネット通販で買い物をした際にブラウザーで入力したパスワードやクレジットカードの番号など、個人情報を含む重要な情報がたくさん保存されています。
そういった情報を消去せずにそのまま捨ててしまうと、個人情報が漏えいするリスクがあります。
パソコンのデータは、アプリのアンインストールや「ゴミ箱」を空にする、パソコンを初期化するといった作業だけでは完全に消去することができません。データの復元が可能なのです。
専用のソフトウェアを使うなどして、ハードディスクのデータを完全に消去する必要があります。